[CG-tips]

6・パース講座
CGとは関係ないんですが、番外編でパースの取り方。
基本は建築パースなので、順番を追って行くことにします。
1 . 理論編---建築パースはどういうものなのか
2 . 基礎編---実際に建築パースで描いてみる
3 . 応用編---建築パースをイラストに応用してみる

1.理論編
建築パースはどういうものなのか

1.パースとは--はじめに
人の見え方を擬似的に平面に落としたもの。
平行線が1点に集中するのが特徴ですね。
これは地球の経線を考えてみるといいかもしれません。平行なのになぜか1点に集中してますよね。

2.視点と視線
パースはある地点にたった人の見え方なので、視点と視線を考えなくてはなりません。視点は見ている人の位置であり、視線はみている方向です。

3.視線の角度
視線には角度があります。平常視線は地面と平行ですが、場合によっては上を向いたり(仰瞰)下を向いたり(俯瞰)するわけです。

4.画面
建築パースの場合、画面を設定して描きます。
これは視点から対象物がどうみえるか決める大切なものとなります。

5.集中点は何で決まるか
パースの要である集中点は視点と対象物の位置によって決まります。
詳しくはまだ言いませんが、ある平行線の組があったらそれはすべて1点に集中します。
この集中点は、視点からその平行線を引き、画面にぶつかったところになります。

6.集中点のない平行線の組
5のような取り方をすると、画面と平行な直線は集中点ができません。このような特殊な平行線の組は平行のまま描くことになります。

7.一点透視図法、二点透視図法、三点透視図法
これらは立方体を考えると楽です。
立方体は三つの平行線の組でできています。これらのうち画面に平行でない組に集中点が作られます。
ですから立方体の見方によって一点二点三点と描き方が変わっていくのです。


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